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治療・入院のご案内

人工関節の入院に関する一般的なスケジュールですが、病状は個人で異なりますので、
あくまでも目安と考えて下さい。
退院日は、大病院と異なり可能な範囲でご家族と調整させていただきます。
変形の少ない若い患者の方で、早期退院を希望される方は担当医にご相談ください。

治療の流れ

初診
紹介状は無くても受診できますが、出来れば今までの治療の経過を知るために、かかりつけ医からの紹介状をもらって来てください。お薬手帳の持参もお願いします。
診断、手術の必要性の検討と手術の説明の上で、手術日を設定します。初診日に手術日を決定することもあれば、一度帰宅してからご家族でよく検討の上、再度受診してもらい決定する事もあります。
術前検査&貯血通院
設定した手術日の約一ヶ月前に外来で、術前の全身スクリーニング検査(レントゲン、心電図、血液検査)を行い、手術用に自分の血を400ml貯めておきます。
かかりつけ医を受診
かかりつけ医を受診して、普段から内服されている持病のお薬を入院中と退院後の分まで(約2か月分)処方をしてもらい、入院時に必ず持参してください。血をサラサラにするお薬は術前に中止が必要となりますので、持病の内服薬に関する情報は必ずお伝えください。
全身検査で何か異常があれば、必要に応じて近隣の専門医を受診していただきます。
入院
手術の前日で構いませんが、数日前の週末の入院も可能です。
ご本人とご家族の方に手術・麻酔・輸血に関する説明を細かく行い(場合により外来受診時に行います)、それぞれの同意書にサインをいただきます。もし、分からない事や不安な事があれば遠慮なく申し出てください。
リハビリテーション
担当のリハビリスタッフが術前の評価とリハビリを行います。
手術
手術日は朝から絶食になります。必要に応じて手術前に麻酔科医の診察があります。手術前に病棟で点滴をとり、手術室に移動します。
術後
点滴と尿管と、創部からの出血用の管が入ってストレッチャーで病棟に戻ります。手術当日には食事は出来ませんが、翌朝から食事は可能です。それぞれの管も翌日から抜けて、可能な方には歩行訓練が始まります。
リハビリテーション
積極的なリハビリは術後二日目から始まり、多くの方が1週間で杖歩行が安定してきます。
約2週間目から退院後の生活を想定した、階段練習や屋外歩行の練習が積極的に進められます。そして、それが安定すれば外出や外泊が可能となり、退院日を決定します。
退院
手術後2~4週間で退院して頂けます。
外来定期通院
外来定期通院退院後1〜2ヶ月、手術後3・6・12・18・24ヶ月、その後1年に1回の術後外来での経過観察は非常に重要です。調子がよくてもレントゲンの定期健診は必要ですので、必ず来院してください。