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スポーツ整形外来のご案内

当院では、大阪大学整形外科学教室のスポーツ専門の医師が非常勤として外来を行っております。
必要に応じて前十字靭帯損傷や半月板損傷に対する関節鏡視下での手術加療も
阪大スポーツクリニックと連携して行っています。
当院でレントゲンとCTは撮影可能ですが、MRIは近隣の施設(MIクリニック、箕面市立病院、市立豊中病院など)に
検査を依頼していますので、既にMRI検査を行った方は、画像を貸出してもらい必ず持参してください。

スポーツ整形外来 診療時間

-廣瀬 毅人--大堀 智毅
診療時間 午後4:00~7:00(午後6:30 受付終了)

スポーツ整形の主な症例

半月板損傷

膝関節の内側と外側のクッションの役割をしている軟部組織が半月板です。名前は半月ですが、上から見ると半月より三ヶ月に近い形状で断面は外側が厚い三角形の弾力がある組織で、膝を捻じったりする時に膝の安定性を高める役割をしています。ただ、スポーツや外傷などで過剰な力が加わると裂けることがあります。小さな裂け目は自然に治癒しますが、大きく避けると治りきらず、常に痛みが出たり、膝が伸びきらなくなったり曲がられない(ロッキング)などの日常生活に支障が出ると、関節用の内視鏡(関節鏡)を使って手術を行う場合があります。診断は、レントゲンで骨自体の異常が無いことを確認の後にMRIを用いて確定診断を行います。
スポーツを長期間やっている人には、ある程度の損傷がMRIで認めることも多いので、症状が軽微な場合には経過観察や保存加療(鎮痛剤の内服・外用、物理療法、関節注射など)を行いますが、損傷が大きい場合や疼痛が持続する場合は関節鏡下の縫合術や切除術を行います。

靭帯損傷(内側・外側側副靭帯)

関節の動きのシートベルトの役割をするのが「靭帯」です。靭帯は強靭な繊維組織で形成されていますが、過剰な外力が加わると部分的な損傷(一般的に捻挫と呼びます)、部分断裂、完全断裂となり損傷部位が大きくなるにつれて治療期間が長く掛かるのが一般的です。軽度の捻挫であれば冷却と短期間の固定とサポーターなどで問題なく治癒する場合が多いですが、傷めた関節が非常に腫れて内出血が起こっている場合は部分断裂以上の事が多く、しっかりと固定するのが望ましいです。足関節の場合は2~3週間のギプス固定を行う事もありますが、多くは初期の2~3週間は装具で固定しますのでスポーツは6週間以上の活動休止が必要になる場合が一般的で、完全断裂の場合には病状により手術が必要になる場合があります。

前十字靭帯損傷

膝関節の前後に掛かる力に対する主なシートベルトの役割をしているのが、前十字靭帯と後十字靭帯で横から見ると十字にクロスしているので、十字靭帯と呼ばれます。バスケットボールやバレーボールのジャンプ着地時やスキー、スノーボードで膝を強く捻じったり、ラグビーやアメリカンフットボールでタックルされた時に損傷を受けることが多く、膝関節内に血腫ができて大きく腫れ、ほとんどの場合で受傷直後のスポーツ続行が困難となり、レントゲンでは診断が出来ないので、最終的にMRIで診断します。
十字靭帯は断裂すると、自然治癒することはありません。手術で縫い合わせても治らないので、他の靭帯を用いて再建術を行わないと治らない重度の外傷です。症状は主に膝崩れや膝がぬける感じの不安定感が中心で、受傷時に同時に半月板を損傷している場合もありますが、十字靭帯断裂の状態でスポーツを続けていると膝の不安定性により徐々に半月板が裂けてくる場合もありますので、放置は避けるべきです。
手術は主に関節鏡下での靭帯再建術を行いますが、再建した靭帯が十分な強度に戻るには約6ヶ月掛かるので、術後のリハビリが重要になります。

リハビリテーション

1階にリハビリテーション室がありますが、術後早期から行うリハビリはベッドサイドで行いますし、歩行練習も多くを病棟で行っています。大病院のように院内にプールなどの大きな施設はありませんし、スタッフ数も限られています。しかし、大病院にありがちな「リハビリの療法士が何度も替わるし、病状もあまり理解してくれていない。」などの問題はありません。小さな施設ですので、スタッフ間で各患者さんのリハビリに関する情報交換は密に行えています。 担当の理学療法士と共に十分な歩行練習や階段練習から、様々な日常生活動作のリハビリが出来るようになっています。歩行が安定すれば理学療法士と共に、退院に向けて、院外での歩行練習も行っています。